代替肉。これは文字通り「肉の代わりとなる肉」のことです。
具体的には大豆からできた肉(いわゆる大豆ミート)や、牛や豚、鶏などの家畜動物の細胞を取り出し、バイオテクノロジーを使いながら人工的に作った培養肉などがあります。
昔だったら考えられなかった“肉もどき”な食品がここまで浸透したのは様々な背景がありますが、主に環境保全や人々の健康という点が大きく関係しているそう。
今日は世界中で今話題の「代替肉」のメリットやデメリット、取り入れている企業などを徹底調査しました。
特に代替肉のメリットはあなたの健康にも関係のあることなので、ぜひ読んでみてくださいね♪
目次
代替肉のメリット【環境・健康いい】
代替肉のメリットは主に環境・健康・動物にやさしい点になります。
環境にいい
畜産業と環境問題の関係は深刻です。
国連食糧農業機関(FAO)によると、車や飛行機、船など全世界の交通機関が排出する温室効果ガスよりも、畜産業は40%も多くの温室効果ガスを排出します。
また、畜産動物を育てるのに広大な大地を使用するため多くの森林が伐採されたり、餌や水も大量に使用します。
森林や水などの地球の資源は無限にあるように思われますが、残念ながらそんなことありません。資源は有限です。
国連環境計画も、持続可能な地球のためには「肉の消費を減らすことが大切である」と警告しています。
代替肉が環境にいいといわれるのは、上で書いた畜産業のような環境負荷がないからです。
畜産業と環境問題の関係をさらに知りたい方はこちら>>肉食(畜産)と環境問題について調べてみた。ヴィーガンは偽善?正義? | ゆるくえしかる (yuru-ku.info)Check!
健康にいい
「お肉は健康にいい」と言われていたりいなかったり・・。
様々な情報がありますが国立がん研究センターによると、赤肉、加工肉の摂取は大腸ガンのリスクを上げることが確実であると書かれています。
ガン以外にも、2型糖尿病、冠動脈疾患、脳卒中を引きおこすと、米国医師会が発行する医学誌「Archives of Internal Medicine」でも発表されています。
代替肉ならこうした肉の健康問題もアプローチが可能です。
大豆ミートの栄養についてはこちらに書いてます>>大豆ミートでダイエット効果がUPする7つの理由。セレブもハマる秘密とは? | ゆるくえしかる (yuru-ku.info)Check!
代替肉のデメリット【値段が高い】
代替肉のデメリットは、値段です。
肉の種類や代替肉の商品自体にもよりますが、だいたい肉の1.5倍前後はします。
ただ、大豆ミートで乾燥しているタイプなんかは特に、賞味期限がとても長いです。
一年ほど持つものもありますし、上で上げた健康面を考えるとコスパは全然悪くないと思います。
代替肉の有名企業
代替肉の有名企業はこの2つ。
- ビヨンドミート
- インポッシブルフーズ
ビヨンドミートはアメリカのカリフォルニア州に本部を置く企業。
2013年から全米のスーパーマーケットで植物肉の販売を開始し、2018年には生産能力を3倍に強化しました。
今では50か国以上のスーパーマーケットでやファストフード店で植物肉を提供しています。
インポッシブルフーズもアメリカのカリフォルニア州に本部を置いています。
自社の代替肉を使用して作った「インポッシブル・バーガー」は、アメリカと香港の1000以上のレストランで提供されています。
代替肉はどこで食べれる?
海外では、マクドナルドやケンタッキーフライドチキン、スターバックスでも代替肉のメニューが導入されています。
日本では、モスバーガーが2020年の春に100%植物性のバーガーを販売して以来、ドトール、またバーガーキングでも期間・数量限定で大豆ミートバーガーが販売されました。
代替肉が購入できるオンラインショップもあります▼
ご購入はこちら>>グリーンズ ベジタリアン通販
代替肉のメリットとデメリットまとめ
代替肉のメリットやデメリットを見てきました。
値段が高いというデメリットはあるものの、これからわたしたちの食卓にどんどん浸透していきそうな予感がしますね。
日本最大級のヴィーガン専門店はこちら>>グリーンズ ベジタリアン通販